自分の人生や仕事との付き合い方について考える時間が増えた。というよりも、僕は今まで本当に何も考えずにいたのだと思う。自分の人生における重大な決断というものをした記憶がない。僕よりも若いが、長く勤めていた同僚が仕事を辞め、パートナーと結婚して遠方に転居するという決断を軽々と選んだのは衝撃的な出来事だった。自分の人生に真摯に向き合っている人のように見えて羨ましくある。

仕事の同僚が結婚を機に退職する。この人とは数年の付き合いだけど仕事以外の人生があったことに驚いた。馬鹿みたいだけど、自分はその人と仕事以外の話をしたことがなかったんだ。そのことに少しだけ寂しさを感じている。もっと話をすればよかった。

彼女にはおめでとうと伝えた。

家族に提出を頼んでいる書類があるが、諸事情により滞っている。家族の一人が病気になったからだ。自分の仕事でも同じように家族の病気で連絡がつかなくなるお客さんがたまにいるが、気持ちがなんとなくわかった。

Micro.blogのために新しいAppをiPhoneにインストールした。このアプリのことは知らなかったけど、良さそうな予感がする。

キャプテン・アメリカ;ブレイブ・ニュー・ワールド 映画

🍿 Captain America: Brave New World (2025)

公開初日からいい評判が聞けなくて不安だったけど。観に行ったら十分面白かったので安心した。MCU初見の人が観に行ったらわけがわからないだろうな。ディズニープラスも契約していないといけないかもしれない。そういうことは脇に置いて、サム・ウィルソンのキャップは対話を重視するキャラクタでとても好感が持てた。彼のバックボーンである退役軍人のカウンセラーだったことがなかったことになっていない。激しく強いわけでなくても、優しくて頼り甲斐があって、心の中には常に自分が選ばれたことが間違いではなかったのかと葛藤している新しいヒーローだった。今回は久しぶりに吹替ではなく字幕版で鑑賞した。主人公サムの日本語吹き替えは映画と配信で別の人が演じている。映画はこのキャラクタがMCUに初めて登場した当時人気があった若手の俳優だ。彼の印象に引っ張られたくなくて字幕版を選んだ。映画の日本語版予告を見る限りは吹き替えでもよかったかもしれないと思った。

MCUではインクレディブル・ハルクに直接繋がっているわけだけど。不幸なことにこの作品は日本ではアイアンマンより先に公開されてしまった。僕は映画館で観たけど、エンドロールが終わった直後に髭を生やした格好良い紳士が出てきて混乱したのを覚えている。でもそんなことは数年間忘れてしまっていて、ずいぶん後からWikipediaであれがトニー・スタークだったと気づいた。本来ならアイアンマンの次に公開されないといけないのに、なんらかの理由で日本では順番が変わってしまった。その後ハルク役の役者も降板して変わってしまったので、僕にとってハルクはいつの間にかアベンジャーズにいた人って印象になってしまった。チーム内で単独作がない唯一のヒーローだと勘違いしていた。インクレディブル・ハルクを観直すいい機会かもしれない。

ハリソン・フォードが今回の映画の中心人物で彼の演技が本当に素晴らしかった。コミックの世界を現実にあるように見せるためにCGIが使われているのだが、彼は演技だけでそれを成し遂げているように見えた。本当にすごい役者だったんだな。

Captain America: Brave New World poster

ディズニープラスの”スパイダーマン:フレンドリーネイバーフッド”を観ています。とても楽しい!ベンおじさんがいなくて、ノーマン・オズボーンが代わりに役目を果たすのかと思いましたが違いました。誰がおじさんの役割になるか気になります。

これからは毎日同じように過ごそうと決めました。仕事のある日も休みの日も同じ時間に寝て同じ時間に起きる。結局これが最も豊かな人生を送る秘訣のような気がしています。でも今日は早速寝坊しました。これも人生だから仕方ない。

ウェストと足首にゴムの入った楽なパンツを買った。丈が長いので返品してダウンサイズするか悩んだけど。店のウェブサイトで確認したらこれより小さいサイズだと履けないかもしれないと気づいた。私はずいぶんと太ってしまったんだと思うと、朝からショックだった。

今日は何度かiPhoneの操作を失敗したのか。飲食店でマップのナビゲーション音声を流してしまったし。友達に間違えて電話をかけてしまった。寝不足のせいだと思うが、iPhoneのタッチ画面の感度もおかしい気もする。

野生の島のロズ 映画

🍿 The Wild Robot (2024)

9つの賞を受賞したと聞いて観に行ってきた。実はノーマークで劇場で観るつもりもなかった。観に行って良かった。約100分の上映時間中に一度もだれることがなかった。映像が美しいだけではなくて、画面の中で何が起こっているのかが常に理解しやすかった(一度観ただけでは理由はわからない)。野生の中では生と死が当たり前のように描かれてもいた。終盤にロズは仲間と一緒に島の動物達を救おうとするが、手遅れだったものもいる。雪を掘り起こして巣穴を覗いた後に、首を振ってまた雪で埋め戻す。この行動で理由はわかる。この場面にセリフはないので幼い子供が観てもすぐには理解しないかもしれない。厳格な野生の決まり事がある世界設定だ。喋る動物達が吹雪の中で捕食者も被捕食者も関係なく寄り添って生き延びようとする。見ようによっては幻想だけど、現実の野生でも起こることだと何かで読んだことがある。とにかく映画館で観て良かった。

日本語吹替版で観た。というよりこれしか観る方法がない。字幕版が観られる映画館は少ないからだ。狐役のペドロ・パスカルが素晴らしいとSNSに投稿されていた。かなり気になる。ちなみにロズ役の綾瀬はるかは声だけの演技も上手かった。ずっと聴いていたくなる声だ。

The Wild Robot poster