📺 Garouden: The Way of the Lone Wolf (2024)

格闘技小説『餓狼伝』のスピンオフ作品。原作小説は作者のライフワークになってるのでたぶん完結しない。 格闘技は詳しくないけど、格闘シーンは実際の格闘家に動いてもらって作っているので、現代的な最新の格闘技術が反映されているんだろう。人間があんな動きができるんだと思うと、現実の格闘技にも興味が出てくる。 原作を読んでいないとわからない部分が結構あると思う。

Garouden: The Way of the Lone Wolf poster

🍿 Atlas (2024)

SFって感じの映画でした。それほどドラマチックではなかった。 敵役の動機がよくわからなかったな。

Atlas poster

自分のブログを見直したらほとんど映画の感想ブログになっていることに気づいた。 書きっぱなしで自分で読むことがないので気づかなかった。

🍿 Ordinary People (2018)

マ・ドンソク主演のサスペンス映画だった。田舎の風景や賑やかな街並み。寒々しい高校の教師たちと屋上で布を染めて笑い合う女子高生。なんかチグハグな演出というか。荒事にめっぽう強い主人公というのはいいけど、犯罪都市シリーズのように腕力だけで全て解決していくわけではない。田舎の街で起こった闇の深い事件の解決を解き明かす主人公が元ボクサーの体育教師というのはいいんだけど。マ・ドンソクがそれにしても強そうに見えすぎるのが合っていないのかもしれない。

Ordinary People poster

🍿 Swimming in a Sand Pool (2024) 『水深ゼロメートルから』徳島私立高校演劇部の戯曲を映画化した作品だそう。 各登場人物が初めて画面に登場するときの現れ方が舞台演劇っぽくなってたのはそのせいかな。 授業の補習として空のプールの底に溜まった砂を掃除するために、制服のまま裸足になった4人の少女。 公式HPによると東京で舞台化もされていて、メインキャストの内3人はその時のキャストが続投している。 交代した人は今何をしているのかと思って調べたら、Netflixで佐藤健がプロデュースするドラマに抜擢されていた。前にSNSで話題になっていて僕もそのニュースは見た。役を交代したのはこちらの撮影に入っていたからかもしれないな。

Swimming in a Sand Pool poster

AppleTV+『Sugar』の最終話を観終わった。ハードボイルドな主人公とはこういうものかと知ることができた。誰よりもタフで底抜けに優しい男。運転手の家族を案じて医者を紹介したり、車の見張り番を頼んだホームレスの男性に救いの手を差し伸べたり、常に他者に対する優しさと尊敬を忘れない。荒事は嫌いだけど戦えば負けることはない。 こういう人物を現代で描こうとすると、あの設定になるのかなと思った。 続編を作ってほしい。

🍿 Gobangiri (2024)

前半の人情噺のような部分が好きだ。國村隼が演じる商人は最初は好ましくない性格の人物として登場するが、主人公の浪人と気心の通じ合った碁敵となってからは懐の深い善人になる。浪人は実直だが堅物な人柄で最初はほとんど感情を表に出さないが、相手役の商人は表情や仕草で変化が見て取れる。この商人がいなければ、主役の浪人だけで物語の前半部は平坦でつまらないと感じたかもしれない。國村隼という役者が本当に素晴らしいのだと思わされた。 主演の草彅剛は自分と國村隼のラブストーリーだと映画を語ったそうだが正しくそうだったのだと思う。

鑑賞後に知ったが、元は講談を落語に転換したものだそうだ。人情噺の後半部に激しい場面を付け足して映画に仕立て上げたものだった。

Gobangiri poster

しばらく前からLillihub.comからMicro.BlogへのPostができなくなっていたがいま恐る恐るためしたら問題なくできるようになっていた。これはとても嬉しい。