🍿 Nintama Rantaro the Movie: The Dokutake Ninja Team’s Strongest Strategist (2024)
あまりに評判がいいので映画館まで観に行ってしまった。検索して調べたら忍たま乱太郎のテレビシリーズは1993年から続いている。32年前なら僕は高校生だったはずだけど、シリーズの最初の頃は観ていたみたいだ。それ以来だからずいぶん久しぶりだけどメインキャラクターの関係性は覚えているので当時熱心に観ていたのかもしれない。人気シリーズだったんだろうし。
子供向けの忍者コメディのはずなんだけど、映画は最初から月に不吉な影が映り、血の色を連想させる赤い花が映し出され、悲鳴や下卑た笑い声が背景に流れるような深刻な雰囲気で始まる。メインキャラの土井先生が戦災孤児の設定だからだろうけど。略奪された村の出身だったことを連想させる始まり方だった。戦闘シーンもシリアスなものになっていたし、とても子供向けとは思えないんだけど。いつも通りの笑える展開もあるので、年齢の低い子供にはわからないけど、大人にはわかるように作ってある。昔観ていた人向けの作品だったのかもしれないが、難しいことがわからない年頃の子供にも感じるものがあるだろう。彼らが大人になったときにこの作品は本当に凄かったと語る日が来るような気がする。10代の頃にテレビシリーズを観ていた僕自身がそういう気持ちになったからだ。
不満が溜まって吐き出したい時がある。今がそうだ。去年の年末からちょっと忙しすぎる気がする。
📺 The Breakthrough (2025)
北欧ノワールを期待したが違っていた。でも各エピソードに緊迫感があって常に続きが気になり最後まで見終えた。地味で地味でサスペンスフルな展開ではないのに不思議だ。出てくる役者たちの雰囲気が現実に苦しんでいる人であるように錯覚させられる。観ている最中にこれは現実に起こった出来事ではなく演技だと時々思い出して驚愕することが何度もあった。
🍿 The Beekeeper (2024)
かなり面白かった。日本のXでは主役のジェイソンステイサムが演じた役がほとんどホラー映画の殺人鬼のようだったと評価されている。彼の演じた似たような役にワイルドスピードシリーズのデッカードがいる。標的を定めたら、どこにでもいきなり現れて暴れまくる。狙われた側はただひたすら逃げるしかない。今回の養蜂家役もそれだった。物語のきっかけになるのは身寄りのない高齢者だけを狙った詐欺集団への復讐だが、抗争のスケールがどんどん大きくなっていく。荒唐無稽な展開になるのが途中でそんなことはどうでも良くなる。映画の終わり方を見ても、余計なことは聞くなという感じでよかった。そのくせ詳細な設定がいくつも隠されているように見えるのも面白い。とても楽しい映画でした。
📺 T・P BON (2024) 原作は古い名作漫画で、僕も子供の頃に祖母から買ってもらって読んだ記憶がある。当時でも既にだいぶ古い作品だったように記憶している。暗い話も多くて主人公たちは歴史に介入するわけでもない。歴史の流れに影響しない範囲で人を救っている。歴史の前では誰もが傍観者でしかないのだと思い知らされる。このテレビシリーズは長年のファンからしたら待望だった。だいぶ前にテレビの特別番組でアニメ化された時も嬉しかったが、今回の原作に忠実な作りは感動的ですらあった。原作を全て読んでいないので、最終話の派手な展開が原作通りなのかは知らないけど。アニメオリジナルであったとしても。素晴らしいものだった。
冬は寒さで睡眠が十分に取れていないため、睡眠不足でメンタルヘルスが不調になりやすい。気持ちが落ち込みやすいと感じたら、原因は睡眠不足かもしれない。解決策は昼寝をすることらしい。SNSの投稿で知った。今の自分はこの状態かもしれない。残業続きで帰宅が遅くなって、結果的に就寝時間も遅くなっている。若い頃は体力で乗り切れたが、今はそうもいかないみたいだ。自分の体を労わる事をしないといけない年齢になった。
昨日は仕事の帰りにセール品のコーヒーメーカを買いました。20%オフでしたが、別のセール品と一緒に買うと、それぞれ更に10%オフになりました。もう一つのセール品は300円くらいの海鮮トッポギにしました。コーヒーメーカは20%オフにした金額から10%オフなので、元値の28%オフになりました。結局30%オフで売ってるようなものなので、この買い方が最もお得だったと思われます。家電量販店やインターネットの最安値よりもお得でした。
🍿 Woman of the Hour (2024) 現実のシリアルキラーがテレビのデート番組に出た実話から着想を得て作られている。俳優志望の女性を主軸にしながら、時間軸を変えて殺人鬼の犠牲になった女性たちも描かれる。時間と空間を超えた女性たちの連帯が殺人鬼に迫っていく。見終わった後にSNSで評価を調べると、男性の自分からすると気付かなかった点が多かったことに気づく。デート番組の出演者男性の一人が殺人鬼の異常性に気づいて主人公に密かに忠告する場面が記憶に残った。この男性は女性に対して態度が悪いと評価されながらも、最後に一つだけ良い事をする。本当にここだけが登場する男性の唯一良い部分が描かれた場面だった。