Category: Longform
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ニンジャバットマン対ヤクザリーグ
🍿 Batman Ninja vs. Yakuza League (2025)
90分間をほとんどコメディとバトルに振り切ったことで爽快感は抜群に良かった。逆にほとんど一本調子なので途中で集中力が切れてしまった。ヤクザリーグ(ジャスティスリーグのヤクザ版)側をもっとクローズアップして欲しかった。後半の闇悪とバットマンの戦いで、敵側が精神的な成長を遂げるような部分がもっと観たかったんだけど。それをしたら爽快感が犠牲になってしまうからあれで良かったんだろう。
インビンシブルS3
ラスト2話のカタルシスが最高に良かった。とにかくよく動く。同じように空を飛んで戦うドラゴンボールのアニメと比べてもずっと格好良い。何が違うんだろうか? ドラゴンボールはほとんど動きっぱなしだけど、インビンシブルは時々スローモーションになるのが格好良い。日本の昔のアニメーションでよくある演出だと思うんだけど。最近はそれほど見かけないかも。
ミーガン(映画)
予想と違って肩に力を入れずに観られる作品だったのでもっと早く観れば良かった。識者によればホラーコメディらしい。 ストーリーも作中の登場人物たちの行動にも粗はあるんだけど。ミーガンのキャラの力で引っ張っていく作品だった。僕は気に入った。
ブラウザ、翻訳、検索エンジン
マイクロブログのフィードを削除したらクロスポストの設定が全て消えてしまった。再度設定しようとしたらMedium以外は手こずったので記録として残しておこうと思う。
tumbler MacのArc browserで上手くいかなかったのでiPhoneから試したら出来た。
mastodon ブラウザをSafariに変えたら出来た。
blue sky こいつが最後まで手こずったが、原因は最も簡単だった。メールの2段階認証をオフにしただけで出来た。
終わってみたらものすごく簡単だった。検索しても解決策が出てこないわけだ。簡単すぎるから。
ブラウザを変えて気づいたのは、お気に入りだったArc browserがそれほど良くなくなっていることだった。あとで調べてわかったことだけど。開発が終了している状態らしい。以前のように新しい機能が定期的に追加されることはもうない。思い返してみたらArcを使っていた理由は見た目の美しさとGoogleの支配から逃れるためと、頻繁に追加される新機能に興奮していたらからだった。
翻訳についてもDeepLの機能拡張に頼っていたけど。ここ最近の更新によってArc上での使い勝手が著しく低下していた。ページ全体の翻訳をするために毎回翻訳する選択をしないといけなくなっていた。機械学習のためか「マイクロブログ」の中での翻訳には何故か「サイゾーウーマン」が追加されるようになっていた。馬鹿みたいだが回避するために用語集に単語を一つずつ追加するしかなかった。そのせいで見た目の美しさが損なわれてしまった。Google翻訳に頼った方がだいぶマシなくらいだった。年間契約で毎年1万円以上を支払っているのが馬鹿らしくなる。初めて使った時には言語の壁がなくなったと感動したのに…。
DeepLの機能拡張を使わないならSafariが選択肢に入ってくる。試しにSafariでページ全体を翻訳すると、変な言い回しになっているところはあるけど、翻訳自体は素早くて快適だった。自動でページ全体を翻訳する設定があるのかはまだ調べていないが、これで決まりだった。
とりあえずはデフォルトのブラウザをSafariに変更した。他のブラウザも試してみたいが、まずは今まで通りに使えるようにしないといけない。
検索エンジンはKagi searchにしているが、これもプライバシーの観点からGoogleを避けるためにそうしているに過ぎない。一旦SafariにKagi機能拡張を入れて継続利用するつもりだけど。課金してまで使う検索エンジンなのかと言われたら、自分にとってはそこまで価値をないようにも思える。
一時期そういう気分になってブラウザと翻訳と検索エンジンにお金をかけていたのだけど。1年以上使って馴染んだ頃に結局使い勝手が悪くなって別の製品を探す羽目になった。継続的に開発が続いている製品の方が結局は良いということなのかもしれない。
アノーラ 映画
始まって数分間はストリッパーの主人公が店の中で働く姿だった。店に来た客に声をかけてプライベートダンスに誘う。チップが収入源だからだけど、やっていることは普通の営業の仕事と変わりがない。蔑まれたり軽く見られる筋合いはないのだ。
スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド Disney+
📺 Your Friendly Neighborhood Spider-Man (2025) - ★★★★★
予告から格好良くて本編も最高だった。コミックのような作画で動きまくるし。ストーリーは原点をなぞっていながら、今風でもある(と思う)。シーズン3まで決まっているらしくて、今からとっても楽しみだ。
キャプテン・アメリカ;ブレイブ・ニュー・ワールド 映画
🍿 Captain America: Brave New World (2025)
公開初日からいい評判が聞けなくて不安だったけど。観に行ったら十分面白かったので安心した。MCU初見の人が観に行ったらわけがわからないだろうな。ディズニープラスも契約していないといけないかもしれない。そういうことは脇に置いて、サム・ウィルソンのキャップは対話を重視するキャラクタでとても好感が持てた。彼のバックボーンである退役軍人のカウンセラーだったことがなかったことになっていない。激しく強いわけでなくても、優しくて頼り甲斐があって、心の中には常に自分が選ばれたことが間違いではなかったのかと葛藤している新しいヒーローだった。今回は久しぶりに吹替ではなく字幕版で鑑賞した。主人公サムの日本語吹き替えは映画と配信で別の人が演じている。映画はこのキャラクタがMCUに初めて登場した当時人気があった若手の俳優だ。彼の印象に引っ張られたくなくて字幕版を選んだ。映画の日本語版予告を見る限りは吹き替えでもよかったかもしれないと思った。
MCUではインクレディブル・ハルクに直接繋がっているわけだけど。不幸なことにこの作品は日本ではアイアンマンより先に公開されてしまった。僕は映画館で観たけど、エンドロールが終わった直後に髭を生やした格好良い紳士が出てきて混乱したのを覚えている。でもそんなことは数年間忘れてしまっていて、ずいぶん後からWikipediaであれがトニー・スタークだったと気づいた。本来ならアイアンマンの次に公開されないといけないのに、なんらかの理由で日本では順番が変わってしまった。その後ハルク役の役者も降板して変わってしまったので、僕にとってハルクはいつの間にかアベンジャーズにいた人って印象になってしまった。チーム内で単独作がない唯一のヒーローだと勘違いしていた。インクレディブル・ハルクを観直すいい機会かもしれない。
ハリソン・フォードが今回の映画の中心人物で彼の演技が本当に素晴らしかった。コミックの世界を現実にあるように見せるためにCGIが使われているのだが、彼は演技だけでそれを成し遂げているように見えた。本当にすごい役者だったんだな。
野生の島のロズ 映画
9つの賞を受賞したと聞いて観に行ってきた。実はノーマークで劇場で観るつもりもなかった。観に行って良かった。約100分の上映時間中に一度もだれることがなかった。映像が美しいだけではなくて、画面の中で何が起こっているのかが常に理解しやすかった(一度観ただけでは理由はわからない)。野生の中では生と死が当たり前のように描かれてもいた。終盤にロズは仲間と一緒に島の動物達を救おうとするが、手遅れだったものもいる。雪を掘り起こして巣穴を覗いた後に、首を振ってまた雪で埋め戻す。この行動で理由はわかる。この場面にセリフはないので幼い子供が観てもすぐには理解しないかもしれない。厳格な野生の決まり事がある世界設定だ。喋る動物達が吹雪の中で捕食者も被捕食者も関係なく寄り添って生き延びようとする。見ようによっては幻想だけど、現実の野生でも起こることだと何かで読んだことがある。とにかく映画館で観て良かった。
日本語吹替版で観た。というよりこれしか観る方法がない。字幕版が観られる映画館は少ないからだ。狐役のペドロ・パスカルが素晴らしいとSNSに投稿されていた。かなり気になる。ちなみにロズ役の綾瀬はるかは声だけの演技も上手かった。ずっと聴いていたくなる声だ。
トワイライト・ウォリアーズ 映画
🍿 Twilight of the Warriors: Walled In (2024)
クーロン城を舞台にしたアクション映画であることくらいしか知らずに観に行ったら、出てくる男たちの格好良さにすっかりやられてしまった。日本で予想外にヒットした理由がわかった。こういう格好良い男たちが出てくる映画は日本人好みだからだ。僕が若い頃に香港映画ブームがあったと記憶している。自分では映画館に行って観るような年齢ではなかったんだけど。たぶんこういう映画が沢山あったんだろう。言葉でなく行動で信条を示して見せる男達の映画だ。もちろん女性達も格好良かった。
The Night Agent (2024) Netflix
📺 The Night Agent シーズン2は劇的に始まり、最後はひっそり緩やかに終わる。シーズン1もそうだったので、このシリーズはそういうものなのだろう。人間関係が短時間に目まぐるしく変わっていく。味方だった人物がちょっとしたきっかけで敵になり、結局最後は全てを水に流して味方に戻ったりする。現実ではありえないのだけど、1時間くらいのテレビシリーズだとこのくらいのスピード感が必要なのだろう。昔よく観ていた『24』はもっと凄かった。あれよりはいくらかマイルドにしたのがナイト・エージェントいうことだ。主人公のピーターが敵を捕らえて拷問する準備をしているが、恋人のローズに諭されて結局は穏やかな方法で尋問するだけにとどめる場面が好きだ。このシリーズはふいに極限状況に追い込まれた二人が、互いに信頼を築きながらも不安を抱えたままで事件を解決していく。簡単に幸せになどなれないのだが、劇中で二人が揃うと安心する。孤独だった24のジャック・バウアーとは違うところだろう。現代的と言ってもいいのかもしれない。 冒頭に主人公たち以外の周囲の人物の過去の回想が入るようになるのだが、これはあまり意味がないようにも思えた。敵側だとすぐに退場してしまうからだ。登場人物に深みを与えようとして失敗しているように見える。
劇場版忍たま乱太郎 どくたけ忍者隊最強の軍師
🍿 Nintama Rantaro the Movie: The Dokutake Ninja Team’s Strongest Strategist (2024)
あまりに評判がいいので映画館まで観に行ってしまった。検索して調べたら忍たま乱太郎のテレビシリーズは1993年から続いている。32年前なら僕は高校生だったはずだけど、シリーズの最初の頃は観ていたみたいだ。それ以来だからずいぶん久しぶりだけどメインキャラクターの関係性は覚えているので当時熱心に観ていたのかもしれない。人気シリーズだったんだろうし。
子供向けの忍者コメディのはずなんだけど、映画は最初から月に不吉な影が映り、血の色を連想させる赤い花が映し出され、悲鳴や下卑た笑い声が背景に流れるような深刻な雰囲気で始まる。メインキャラの土井先生が戦災孤児の設定だからだろうけど。略奪された村の出身だったことを連想させる始まり方だった。戦闘シーンもシリアスなものになっていたし、とても子供向けとは思えないんだけど。いつも通りの笑える展開もあるので、年齢の低い子供にはわからないけど、大人にはわかるように作ってある。昔観ていた人向けの作品だったのかもしれないが、難しいことがわからない年頃の子供にも感じるものがあるだろう。彼らが大人になったときにこの作品は本当に凄かったと語る日が来るような気がする。10代の頃にテレビシリーズを観ていた僕自身がそういう気持ちになったからだ。
ブレイクスルー Netflix
北欧ノワールを期待したが違っていた。でも各エピソードに緊迫感があって常に続きが気になり最後まで見終えた。地味で地味でサスペンスフルな展開ではないのに不思議だ。出てくる役者たちの雰囲気が現実に苦しんでいる人であるように錯覚させられる。観ている最中にこれは現実に起こった出来事ではなく演技だと時々思い出して驚愕することが何度もあった。
ビーキーパー
かなり面白かった。日本のXでは主役のジェイソンステイサムが演じた役がほとんどホラー映画の殺人鬼のようだったと評価されている。彼の演じた似たような役にワイルドスピードシリーズのデッカードがいる。標的を定めたら、どこにでもいきなり現れて暴れまくる。狙われた側はただひたすら逃げるしかない。今回の養蜂家役もそれだった。物語のきっかけになるのは身寄りのない高齢者だけを狙った詐欺集団への復讐だが、抗争のスケールがどんどん大きくなっていく。荒唐無稽な展開になるのが途中でそんなことはどうでも良くなる。映画の終わり方を見ても、余計なことは聞くなという感じでよかった。そのくせ詳細な設定がいくつも隠されているように見えるのも面白い。とても楽しい映画でした。
タイムパトロールぼん Netflix
📺 T・P BON (2024) 原作は古い名作漫画で、僕も子供の頃に祖母から買ってもらって読んだ記憶がある。当時でも既にだいぶ古い作品だったように記憶している。暗い話も多くて主人公たちは歴史に介入するわけでもない。歴史の流れに影響しない範囲で人を救っている。歴史の前では誰もが傍観者でしかないのだと思い知らされる。このテレビシリーズは長年のファンからしたら待望だった。だいぶ前にテレビの特別番組でアニメ化された時も嬉しかったが、今回の原作に忠実な作りは感動的ですらあった。原作を全て読んでいないので、最終話の派手な展開が原作通りなのかは知らないけど。アニメオリジナルであったとしても。素晴らしいものだった。
アイズ・オン・ユー Netflix
🍿 Woman of the Hour (2024) 現実のシリアルキラーがテレビのデート番組に出た実話から着想を得て作られている。俳優志望の女性を主軸にしながら、時間軸を変えて殺人鬼の犠牲になった女性たちも描かれる。時間と空間を超えた女性たちの連帯が殺人鬼に迫っていく。見終わった後にSNSで評価を調べると、男性の自分からすると気付かなかった点が多かったことに気づく。デート番組の出演者男性の一人が殺人鬼の異常性に気づいて主人公に密かに忠告する場面が記憶に残った。この男性は女性に対して態度が悪いと評価されながらも、最後に一つだけ良い事をする。本当にここだけが登場する男性の唯一良い部分が描かれた場面だった。
レベル・リッジ Netflix
全体的に静かで小規模だった。もう少し短くても良かったかもしれない。2時間超えは長すぎる。もしかしたら前後編とかで作る予定だったのだろうか。
アメリカの田舎の小さな街に巣食っている悪と流れ者の主人公が対決する構図は、Amazonプライムビデオのリーチャーシーズン1と似ている。どちらも日本のドラマとは違う、あまり大きくない警察署内の描写が興味深い。
レベル・リッジでは敵方にも彼らの正義がある。後半は暴走するが警察署長にも彼なりの通すべき筋があったようにも思えた。主人公側にも彼に協力する人たちにも、それぞれの流儀とか道徳心があった。それぞれの流儀がボタンをかけ違えたようになり、最後は直接的に対決しないと収まらないところまでいく。
暴力的な場面は少なく、常に抑圧的で主人公は素手と非殺傷を貫こうとする。穏やだが実は危険な人物が怒りに任せて戦う映画ではない。耐え忍んだ後に己の議を通じて社会の不正を正そうとする。主人公はその力と精神を持った人物として描かれていた。澄んだ眼差しの主人公を演じたAaron Pierreが印象に残った。
新年の抱負2025
そうだった!2025年になっていたのだった!新年最初の投稿が”寝坊した”になってしまった。
まあいいか。SNSでは0時すぎに新年の挨拶と抱負を書いてしまったし。
年が変わって最初のブログ投稿だからと、あまり特別なものにしたくはない。
でも、少しだけいつもと違うものを記したいと考えるのは少しはマシな大人になったからかもしれない。SNSには今年は変化の少ない年にしたいと書いた。私自身は常に変化をしたいと考えて生きてきたつもりだけど。客観的に見たら特に変わったことのない人生を送っている。大学生の頃に故郷から離れていたけど、その後は故郷の実家の近くに住んでいる。仕事も専門職に近い変化の少ないものになっている。自分では人と違う人生を望んでいたつもりでも、実際はほとんど変化が起きていない。自分自身が大きく変わることがないから当然なのかもしれない。なんとかしたいと考えたからだろうかよく転職をした。転職というかよく仕事を辞めていた。他の分野の仕事を見つけてきたこともあるし、結局元の業界に戻ったこともある。そのくらいしか出来ることがなかった。自分が変わらないのに何かが変わるわけはない。職と金がなくなって少しは学んだかもしれないが。それも大したものではなかったように思う。
変化しないというのは、何事もなく今年も去年と変わらないように努めて暮らしていきたいという決意表明だ。これは意外と大変なことだと思っている。これまでのように途中で投げ出したくなるかもしれない。仕事を続けられなくなっても”自分は特別”と思い込もうとしてはいけないからだ。誰でも当たり前にそうしているように、続ける努力をしないといけないからだ。もしかしたらその過程で、もっと収入を増やさないといけないと考えるかもしれないし。そのために何かを学ばないといけないと気づくかもしれない。変化を受け入れる必要が出てくるかもしれない。できればそうなって欲しいとは思う。矛盾しているようだけど。変わらないようにした方が、より変わる必要が出てくるのではないだろうか。これからの1年を通して観察していきたいと思っている。
山逢いのホテル
🍿 Let Me Go (2023) 毎週街から離れたホテルで寝る相手を探す女。彼女には事情があって街を離れられない。男達から彼らの住む街の話を聞いている。自閉症の息子のためではあるが、どこにも行けない自分への慰めのようでもある。日本でこういう物語をやるともっと湿度の高いものになるだろう。そもそもこの映画の主演女優のような年齢の女性で、境遇からの解放というと少ないというかほとんどないのかもしれない。いや、なくはないか。でももっとこう家族的というか、逆にかなり激しいものになりそう。この映画はもっと穏やかで静かだけど、内面にものすごく激しいものがある。こういう台詞で語らない映画を最近は洋画でしか見かけていない。
『動物界』
🍿 The Animal Kingdom (2023) 人間が動物と混じった新生物に変わっていく世界で、新生物たちは隔離病棟に入れられ社会から差別されているという設定。見た目が変わるだけではなく、思考も動物的になっていくので意思の疎通がしにくくなっていくのも理由になっているんだろう。父フランソワと息子エミールの関係はホモソーシャル的に描かれている。二人にはそれぞれ女性のパートナーが登場するし、本来家族を役割として新生物になった母親がいるが彼女は映画ではほとんど出てこない。冒頭と終盤に巨大な母熊として少し登場するだけ。動物に変わった人間を野生に還すことで映画は終わるが、男性間での支配的な関係からの解放として見ることもできるように思った。
ロボット・ドリームズ
🍿 Robot Dreams (2023)
穏やかで弱い感動というのが見終わった印象だった。悪い意味ではない。激しく動揺するようなことはなかったけど。帰り道や家で風呂に入っている間に思い出して考え込むような内容だった。映画館で観た方がいいけど。一人で部屋を暗くしてテレビで観てもいいかもな。
ラーメンカフェ茉莉花
茹で加減を選べるのが博多ラーメンの特徴だが、通常一番柔らかい「やわ」よりも柔らかく茹でる裏メニュー「ずんだれ」というのがあると初めて知った。鍋の締めに入れる麺のような独特の食感になる。スープも絡みやすくなっていて、今まで食べていた麺と別物のようだった。とても好み。こんなのあるなら早く教えて欲しかった。 徳島県阿南市のラーメンカフェ茉莉花

日本でTwitterが使えるようになってからしばらくは他のサービスのユーザーたちは静観していた。承認も必要なく完全匿名でもないので使い方がよくわからなかったようだ。とりあえずアカウントを作ってた人らもいたが、プロフィール欄に無言フォローと非相互はお断りと書いていた。ルールがわかっていなかったのだろう。それから、数年してそれぞれのサービスが衰退した時に退去して移動してきた。それからTLの雰囲気が変わった。ネットスラングや他人を中傷するTweetが増えた。数は力であるから、いつの間にかそれがTwitterの元からの文化であるかのようになった(彼らもそのように振る舞った)。そして今TwitterからXに変わりTLには広告と過去の似たような投稿ばかりになった。この場所を離れる時が近づいているようだ。
エイリアン:ロムルス(2024)
🍿 Alien: Romulus (2024) エイリアンシリーズの最新作でシリーズの初心者でも楽しめるというレビューを信じて観に行ってきました。ドント・ブリーズのファンだからというのもあります。シリーズの長年のファンなら楽しめる仕掛けが多いらしいですが、私には一つもわかりませんでした。エイリアンと人間の戦力差がここまで大きということすら知らないくらいの初心者ですから。でも、十分楽しめました。この映画の続編が作られたら観に行くと思います。
『スオミの話をしよう』(三谷幸喜 2024)
🍿 All About Suomi (2024)
固定されたシチュエーションと入れ替わる登場人物たちが舞台で演劇を観劇しているような気にさせる。三谷監督の笑いは静かで洒落ているので私には合わないと思っていたけど、この作品はとても気に入りました。三谷幸喜という巨大な才能を見に行ったつもりが、輝くばかりの長澤まさみという主演女優の才能の方に目を奪われていました。
演者に当て書きすることで有名な脚本家が、相手によって自分を変えてしまう主役に長澤を当てたのは、それが彼女の本領であると考えたからだろうか。元夫役のキャラクタは演じる俳優のパブリックなイメージと近いのでたぶんそうなんだろう。
スオミと5人の元夫という題名でも良さそうなのを。彼女の話をしようにすることで、相手によって様々な人格を演じ分けている女性が主役ですと示しているのだと思いました。
カラーズ・オブ・エビル:レッド
被害者の少女がとにかく可哀想だった。彼女の身に起こったような出来事は、現実に起こっていると考えると恐ろしい。 親子の愛情が物語の鍵になっていて、逆にそれ以外は全て歪でまともな形になっていない。