『Shogun』がもっと世間に知られたら良い

📺 Shōgun (2024) シリーズ全話を見終わった。ラストシーンは「これで終わり?シーズン2があるんだよね?」って思ってたくらいだけど。検索したら原作通りの終わり方だったらしい。制作者が原作のラストが好きだから続編制作はないとも知った。 少しの間だけ残念だと思っていたけど。主要な登場人物達が去っていき、残った人たちだけで続きの物語を紡いでいくのはちょっと想像ができなかった。それくらいに完璧な作品だったとあらためて気づいた。 日本の俳優達で日本の時代劇を海外制作のドラマとして作る、というのは並大抵のことではないと僕でも想像できる。原作は史実を元に想像を膨らませた小説だけど。原型を残したまま実際の日本史と重ねて見ることもできるクオリティだった。言語設定をオリジナル版にしてもセリフのほとんどは日本語で英語には字幕が付くようになっている。 主人公が難破した英国の船員だから、当たり前のように劇中には日本語と英語が入り混じる。会話劇中心に進んでいくというのに奇跡のように違和感がなかった。日本語の台詞回しは現代的な言葉遣いでもないから、日本語話者なら高品質の時代劇として楽しめる。逆に英語の字幕で見た人には、詩を読む場面は英語版の方がしっくりくると書いている人もいた。確か英語で書かれた台本を日本語に訳してから再度英語に翻訳していると何かの記事で読んだ覚えがある。 たぶんこの作品は日本人の方が楽しめたと思うんだけど。SNSでタイトルで検索すると日本語の書き込みより英語のレビューが多い。出てくる女性達を褒めている人が多いので男性ファンが話題にしているだけかもしれないのだけど。作品か出演者の誰かがメジャな賞を獲得したら、もっと知名度が高くなるのかもしれない。個人的にはもっと人に知られて評価されたら良いなと思っている。

会社の若い同僚が残業しているのをみると可哀想だなと思ってしまう。 この人が20代前半から知っているので、未熟だった時の姿と重ねて見てしまったのかもしれない。 今はもう20代後半になっているし、仕事も人よりできるくらいだけど。 最初に抱いた印象はあまり変わらないようだ。 自分も20代の頃に親から遅い時間まで働いているのは可哀想だと言われて、全く意味がわからなかった。自分が歳を取るとこうなるんだなとわかってきた。 昔は自分だって23時くらいに家に戻るのが普通だったのにね。

📺 Sugar (2024)

AppleTV+ の新しいシリーズを見始めた。シュガーは現代的なハードヴォイルドストーリーだ。 個人的にはすごく面白い。

Sugar poster

🍿 Jar City (2006)

邦題『湿地』。英語題名のJar City は劇中に出てくる人体標本を入れたガラス瓶の棚から取ったんだろう。 英題は微妙に違うような気がしないでもない。ちなみにアイスランド語の原題は『Mýrin』。グーグル翻訳だと沼地と出るので湿地でもほとんど意味は変わらない。 湿った土の底に折り重なっている過去の出来事を掘り起こすとき、過去は腐敗した異臭と共に蘇ってくる。掘り起こした後は明るみ晒すか再び埋め戻すしかない。映画の冒頭か最後のシーンまで一貫して過去の真実は地面の下から出てくる。原題と邦題の方が作品の本質に近い。 北欧ノワールは好きだけど、この作品は個人的にはあまりノレなかった。

Jar City poster

🍿 The Childe (2023)

何も情報入れずに観に行ったら面白かった。オリジナルの題名は귀공자。英語の題名がThe Childeなので邦題の『貴公子』は日本オリジナルかと思ったら直訳なんだね。貴公子という題名はこの映画作品によく合ってる。

韓国の映画ってたまにしか観ないんだけど。 見た目とか雰囲気が似てる日本人の俳優で舞台を日本に置き換えても成立するように思う。

The Childe poster

仕事で疲れた。4月から働き始めた新社会人の知り合いのことを考える。若いから疲れ知らずで働いてるんだろうか。元気だといいな。

📺 Invincible (2021)

シーズン2。前シーズンよりも登場人物たちの気持ちや成長にフォーカスしていた。 その分ハードコアな殺伐とした展開は少なくなってて、物足りない気分もしているんだけど。 シーズン1がちょっと凄すぎたんだな。

Invincible poster

🍿 The Red Shoes: Next Step (2023)

辛い出来事により踊れなくなったしたダンサーが悲しみを乗り越えて再び踊れるようになるお話。 シンプルで力強いストーリーラインとリアリティのあるダンスシーンで最後まで突き進んでいく。 定番の展開だけど最近では逆に珍しい。実際に踊れる演者を集めたからダンスシーンの迫力が違う。

The Red Shoes: Next Step poster

『オッペンハイマー』。映画館で観たいが180分もあるんだよなぁ。ザ・バットマンもそのくらいはあったけど、面白かったから気にならなかったし。どうしよう。

僕が子供の頃の社会の教科書には、他国の製品を模倣して海外に販売していた時期があったと記載されていたんだけど。その話を知人にしたら「日本はそんなことしない」と怒られたことがあった。僕より年上だから使ってた教科書が違うんだろうか?

機械を分解することで技術を理解するのは普通のことだし。技術で劣るなら模倣から始めるのも当たり前だと思うんだけど。その人は国に対する愛着とかで怒ったんだろうな。

家電だと国内メーカはほとんど海外メーカの傘下に入ってしまってて。パソコンもテレビも国内の顧客向けにブランドだけ残している状況になっている。 衰退とも思えるけど、国内企業が家電以外で利益上げるように変化しただけだと思う。