🍿 Beast (2022)

母親の他界後に壊れかけている家族が、バカンスで行ったアフリカで凶暴なライオンに襲われて一致団結する話。 ティーンエイジャーの娘たちと、妻との死別前に別居していた父親との関係は微妙な距離感ではあるが。 一緒に妻の故郷のアフリカに行ったり、車の中では一緒に歌ったりと仲が良い。 でも長女は父親に対して恨みに似た感情も持っている。この辺が現実的だなと思った。

Beast poster

休日だからどこかに出かけたい。でもそろそろ体を休めないといけないから、今日だけは家で大人しくしていよう。読みたい本も溜まってきたしね。

🍿 The Dangerous Detective Is Back (2024)

僕が子供の頃に人気だったテレビシリーズだけど。実はちゃんと観たことがない。 映画版だけは以前劇場で観てから新作が公開されるたびに観に行っている。 タカとユージが2人とも70代になってるのに、これまでと何も変わらないノリで出てきて結末もいつも通り。 キャラクターが強いというのはこういうことかと思った。 時々差し込まれるテレビシリーズの映像は要らなかったかな。 これで最後のつもりでファンサービスなのかもしれないが。

SNSで書いている人がいたが。2 人の関係を若い女性から聞かれる場面で2人の返答が最高に素晴らしかった。 「2人はずっと独身なの?」と会話が始まってドキッとした。

The Dangerous Detective Is Back poster

📺 Garouden: The Way of the Lone Wolf (2024)

格闘技小説『餓狼伝』のスピンオフ作品。原作小説は作者のライフワークになってるのでたぶん完結しない。 格闘技は詳しくないけど、格闘シーンは実際の格闘家に動いてもらって作っているので、現代的な最新の格闘技術が反映されているんだろう。人間があんな動きができるんだと思うと、現実の格闘技にも興味が出てくる。 原作を読んでいないとわからない部分が結構あると思う。

Garouden: The Way of the Lone Wolf poster

🍿 Atlas (2024)

SFって感じの映画でした。それほどドラマチックではなかった。 敵役の動機がよくわからなかったな。

Atlas poster

自分のブログを見直したらほとんど映画の感想ブログになっていることに気づいた。 書きっぱなしで自分で読むことがないので気づかなかった。

🍿 Ordinary People (2018)

マ・ドンソク主演のサスペンス映画だった。田舎の風景や賑やかな街並み。寒々しい高校の教師たちと屋上で布を染めて笑い合う女子高生。なんかチグハグな演出というか。荒事にめっぽう強い主人公というのはいいけど、犯罪都市シリーズのように腕力だけで全て解決していくわけではない。田舎の街で起こった闇の深い事件の解決を解き明かす主人公が元ボクサーの体育教師というのはいいんだけど。マ・ドンソクがそれにしても強そうに見えすぎるのが合っていないのかもしれない。

Ordinary People poster

🍿 Swimming in a Sand Pool (2024) 『水深ゼロメートルから』徳島私立高校演劇部の戯曲を映画化した作品だそう。 各登場人物が初めて画面に登場するときの現れ方が舞台演劇っぽくなってたのはそのせいかな。 授業の補習として空のプールの底に溜まった砂を掃除するために、制服のまま裸足になった4人の少女。 公式HPによると東京で舞台化もされていて、メインキャストの内3人はその時のキャストが続投している。 交代した人は今何をしているのかと思って調べたら、Netflixで佐藤健がプロデュースするドラマに抜擢されていた。前にSNSで話題になっていて僕もそのニュースは見た。役を交代したのはこちらの撮影に入っていたからかもしれないな。

Swimming in a Sand Pool poster

AppleTV+『Sugar』の最終話を観終わった。ハードボイルドな主人公とはこういうものかと知ることができた。誰よりもタフで底抜けに優しい男。運転手の家族を案じて医者を紹介したり、車の見張り番を頼んだホームレスの男性に救いの手を差し伸べたり、常に他者に対する優しさと尊敬を忘れない。荒事は嫌いだけど戦えば負けることはない。 こういう人物を現代で描こうとすると、あの設定になるのかなと思った。 続編を作ってほしい。

🍿 Gobangiri (2024)

前半の人情噺のような部分が好きだ。國村隼が演じる商人は最初は好ましくない性格の人物として登場するが、主人公の浪人と気心の通じ合った碁敵となってからは懐の深い善人になる。浪人は実直だが堅物な人柄で最初はほとんど感情を表に出さないが、相手役の商人は表情や仕草で変化が見て取れる。この商人がいなければ、主役の浪人だけで物語の前半部は平坦でつまらないと感じたかもしれない。國村隼という役者が本当に素晴らしいのだと思わされた。 主演の草彅剛は自分と國村隼のラブストーリーだと映画を語ったそうだが正しくそうだったのだと思う。

鑑賞後に知ったが、元は講談を落語に転換したものだそうだ。人情噺の後半部に激しい場面を付け足して映画に仕立て上げたものだった。

Gobangiri poster

しばらく前からLillihub.comからMicro.BlogへのPostができなくなっていたがいま恐る恐るためしたら問題なくできるようになっていた。これはとても嬉しい。

AppleTV+でsugarの最終話をまだ観れてない。私は自分が気に入った物語が終わってしまうのにとても臆病だから。最終話を観ずに何週間も過ごすこともある。今回もそうなりそうだが。来月からTheBoysのS4が始まるし。なるべく早く、できれば今夜にでも観終わっておきたい。

📺 Fallout (2024)

世界的に有名なビデオゲームを実写化したテレビドラマシリーズで、日本ではアマゾンプライムビデオで視聴できる。 SNSで話題になっていて気になっていたが、先にディズニープラスで『SHOGUN』を観ていたのでこちらは後回しにしていた。

僕自身はFallout4を少しだけ遊んだことがある程度だけど、このドラマはとても楽しめた。それくらいゲーム自体がしっかりした世界観を持っていて、ドラマ版でも同じイメージを保持しているからだろう。でもゲームをプレイしていない人に楽しめるかはちょっとわからない。

放射線の影響でゾンビのような見た目の不死者になった登場人物のクーパーが格好良い。 無法地帯の地上世界【ウェイストランド】、完全無欠ようで実はそうではなかった地下のヴォルト、そしてクーパーが人間だった頃の200年前の三つの世界を舞台にして物語が進んでいく。シーズン1では終わる気は全くないラストだったが、シーズン2までは制作が決定しているのでしばらく楽しめそうだ。 Fallout poster

🍿 Evil Does Not Exist (2023)

『悪は存在しない』どう捉えていいのかわからない。元は音声なしの映像作品として作られたものを、急遽音声をつけて映画にした物らしい。そう考えたらミュージックビデオのような始まり方だったようにも思える。 最初はスローな展開に退屈そうだなと思って観ていたけど、いつの間にかそんなことは気にならくなっていた。 主題のようなものがあったかもわからないんだけど。 どうにもしばらくは忘れられない映画作品になってしまったというのが感想だ。

Evil Does Not Exist poster

🍿 The Birth of Kitaro: Mystery of GeGeGe (2023) - ★★★★★

アマゾンプライムで配信が始まったので、劇場公開以来の2度目の鑑賞。 あらためて見直すと100分くらいで物語をまとめあげていたことに驚いた。小説のジャンルで言うところの伝奇ミステリで。時代は戦後だが古い因習に囚われた山奥の小村で起こる欲深い人間の業の物語になっている。初見時は気付いてなかったけど、村で起こった連続殺人の謎解きという探偵ものの要素も入っていた。妖怪の仕業で片付くでの複雑な仕掛けなどはないのだけど。誰が仕掛けた犯人かというのはよく見るとちゃんと伏線が貼られている。 原作と随分離れたオリジナルストリーだけど。最初と最後に鬼太郎が出てくることで全て鬼太郎の物語に取り込まれるようになっている。 ラストシーンの後にタイトルが出て来たところで、これが鬼太郎誕生の物語だったことを思い出したくらいだった。 そのくらい自由に描かれた鬼太郎前日譚になっていた。

ちなみにXなどでは主人公の水木と鬼太郎の擬似親子関係を描いた2次創作がよく流れてくる。 劇場公開時は不幸な結末に至った脇役達にも言及している投稿が多かったが、ここ最近はまるで見なくなった。 水木自身もかなり複雑な背景設定があるのだが、2次創作ではいい父として描かれる傾向があるのは不思議だ。

The Birth of Kitaro: Mystery of GeGeGe poster

アマゾンプライムビデオで『フォールアウト』が歴代2位の視聴回数を達成したらしい(1位はトールキン原作『力の指輪』)。 僕が使ってる海外のブログサービスのテレビシリーズのジャンルでも繰り返し話題が投稿されているので本当に人気なんだな。

会社の若い同僚が残業しているのをみると可哀想だなと思ってしまう。 この人が20代前半から知っているので、未熟だった時の姿と重ねて見てしまったのかもしれない。 今はもう20代後半になっているし、仕事も人よりできるくらいだけど。 最初に抱いた印象はあまり変わらないようだ。 自分も20代の頃に親から遅い時間まで働いているのは可哀想だと言われて、全く意味がわからなかった。自分が歳を取るとこうなるんだなとわかってきた。 昔は自分だって23時くらいに家に戻るのが普通だったのにね。

📺 Sugar (2024)

AppleTV+ の新しいシリーズを見始めた。シュガーは現代的なハードヴォイルドストーリーだ。 個人的にはすごく面白い。

Sugar poster

🍿 Jar City (2006)

邦題『湿地』。英語題名のJar City は劇中に出てくる人体標本を入れたガラス瓶の棚から取ったんだろう。 英題は微妙に違うような気がしないでもない。ちなみにアイスランド語の原題は『Mýrin』。グーグル翻訳だと沼地と出るので湿地でもほとんど意味は変わらない。 湿った土の底に折り重なっている過去の出来事を掘り起こすとき、過去は腐敗した異臭と共に蘇ってくる。掘り起こした後は明るみ晒すか再び埋め戻すしかない。映画の冒頭か最後のシーンまで一貫して過去の真実は地面の下から出てくる。原題と邦題の方が作品の本質に近い。 北欧ノワールは好きだけど、この作品は個人的にはあまりノレなかった。

Jar City poster

🍿 The Childe (2023)

何も情報入れずに観に行ったら面白かった。オリジナルの題名は귀공자。英語の題名がThe Childeなので邦題の『貴公子』は日本オリジナルかと思ったら直訳なんだね。貴公子という題名はこの映画作品によく合ってる。

韓国の映画ってたまにしか観ないんだけど。 見た目とか雰囲気が似てる日本人の俳優で舞台を日本に置き換えても成立するように思う。

The Childe poster

仕事で疲れた。4月から働き始めた新社会人の知り合いのことを考える。若いから疲れ知らずで働いてるんだろうか。元気だといいな。

📺 Invincible (2021)

シーズン2。前シーズンよりも登場人物たちの気持ちや成長にフォーカスしていた。 その分ハードコアな殺伐とした展開は少なくなってて、物足りない気分もしているんだけど。 シーズン1がちょっと凄すぎたんだな。

Invincible poster

🍿 The Red Shoes: Next Step (2023)

辛い出来事により踊れなくなったしたダンサーが悲しみを乗り越えて再び踊れるようになるお話。 シンプルで力強いストーリーラインとリアリティのあるダンスシーンで最後まで突き進んでいく。 定番の展開だけど最近では逆に珍しい。実際に踊れる演者を集めたからダンスシーンの迫力が違う。

The Red Shoes: Next Step poster

『オッペンハイマー』。映画館で観たいが180分もあるんだよなぁ。ザ・バットマンもそのくらいはあったけど、面白かったから気にならなかったし。どうしよう。

僕が子供の頃の社会の教科書には、他国の製品を模倣して海外に販売していた時期があったと記載されていたんだけど。その話を知人にしたら「日本はそんなことしない」と怒られたことがあった。僕より年上だから使ってた教科書が違うんだろうか?

機械を分解することで技術を理解するのは普通のことだし。技術で劣るなら模倣から始めるのも当たり前だと思うんだけど。その人は国に対する愛着とかで怒ったんだろうな。

家電だと国内メーカはほとんど海外メーカの傘下に入ってしまってて。パソコンもテレビも国内の顧客向けにブランドだけ残している状況になっている。 衰退とも思えるけど、国内企業が家電以外で利益上げるように変化しただけだと思う。