世代の近い店主と話していると商店街を復活させたいと言われた。この人も僕も商店街が賑わっていた頃を覚えていてあの頃の活況が懐かしいんだと思う。親同士が商店街仲間でいつの間にか子供同士も遊んでいたりした。学校とは別のコミュニティだったかもしれない。少し年齢が上がっても商店街に行けば学校の同級生がいた。親も暇な時は隣の喫茶店に行ったり、向かいの店で雑談をしていたっけ。
こう書くといつの時代だと思うくらいに古い話に感じる。もう今はないからか。 今の時代に商店街があれば孤独な商店主同士が身を寄せ合って互いを守ることもできそうだ。でも新しく街を作るようなもので実際には難しい。作ろうとするものではなく自然に出来るものという気もするし。