『スオミの話をしよう』(三谷幸喜 2024)

🍿 All About Suomi (2024) 固定されたシチュエーションと入れ替わる登場人物たちが舞台で演劇を観劇しているような気にさせる。三谷監督の笑いは静かで洒落ているので私には合わないと思っていたけど、この作品はとても気に入りました。三谷幸喜という巨大な才能を見に行ったつもりが、輝くばかりの長澤まさみという主演女優の才能の方に目を奪われていました。 演者に当て書きすることで有名な脚本家が、相手によって自分を変えてしまう主役に長澤を当てたのは、それが彼女の本領であると考えたからだろうか。元夫役のキャラクタは演じる俳優のパブリックなイメージと近いのでたぶんそうなんだろう。 スオミと5人の元夫という題名でも良さそうなのを。彼女の話をしようにすることで、相手によって様々な人格を演じ分けている女性が主役ですと示しているのだと思いました。
🍿 Last Mile (2024) 映画館の前の方の席で観たら、映画の最初の部分では、俳優の顔のアップが多くて疲れそうだなと思った。日本のテレビドラマ的な撮り方だとよくあることだけど。中盤から後半に進むと気にならなくなった。 内容については説明しにくい映画だと思う。要点だけ話してもあらすじを説明しても駄目で。結局は映画館で観て自分で判断するしかない。そういう意味では映画らしい映画だと思った。 以下の文は映画のラストにも言及するため、英語にしておきます。 The term “last mile” refers to the final leg of a delivery. It refers to the short distance between the time the truck leaves the distribution center and the time the package is delivered to the recipient. In other words, the real heroes of this movie are the truck drivers who deliver the packages. That’s why I think they were the ones who rushed to intercept the package with the bomb at the end of the movie.
Micro.blogの日本語(と中国語)の入力が出来なくなっていた問題が解決した。開発者に連絡しようと思っていたけど。その必要は無くなった。
At next month’s meeting, I have to do something embarrassing. I have to give a role-playing presentation in front of everyone. This is not a big problem in itself, but there is one person who is a problem. This person blames us to make himself look good. He deliberately messes things up and curses at us loudly. Everyone around him knows that he gets the jobs by bluffing, but no one dares to call him out on it.
マイクロブログのエディタが更新されたせいで、日本語での入力ができなくなってしまった。報告してもいいけど、たぶんそのうち元に戻るだろう。lillihubから投稿している。以前はこちらが日本語では使い物にならなかったけどいまは問題なく使えるようだ。皮肉なことだ。
🍿 Twisters (2024) とにかく映画館で観た方が方がいい!できれば4Dで!もうこれに尽きる。後味も良いしすごく好き。座席の揺れ方がすごいのでトイレを我慢したまま観続けることができなくて、途中で何度か席を立ったんだけど。揺れていない時はゆっくりストーリーが進んでるので、あれはトイレタイムと考えてもいいのかもしれない。 思い出したけど、元ネタので『ツイスター』は初めて1人で観に行った映画だったように記憶しています。
🍿 もしも徳川家康が総理大臣になったら (2024) ビジネス小説を映画にしたらしいです。テルマエロマエと同じ監督ということで観に行きました。期待していなかったけど面白かったです。物語の結末をスピーチで締めてしまうのは、日本のテレビドラマみたいだと思いました。「未来は今の時代の人たちに託す」と率直な良いスピーチでしたが、もうちょっと劇的な終わり方ってないのかな。日本のテレビドラマってこういう終わり方多いですね。ガクトと野村萬斎が舞う場面が交互に入ってくる演出は格好良かったけど。流石に野村萬斎の方が凄まじい上手さなのでガクトがちょっとかわいそうだなと思いました。
📺 A Good Girl’s Guide to Murder (2024) エマ・マイヤーズがとにかく可愛いよという評判を目にしたので観ることにしました。というのは理由の半分でもう半分は推理サスペンスが好きなんです。原作がシリーズ化もされているだけあって、十分に面白かったですね。吹き替え版と字幕版で迷ったけど、結局吹き替えにしました。本人の声はもうちょっと低いんだけど、それほど印象が変わらないは声を当ててる人の力なんでしょう。