今日からSoftbankが新プランLINEMOの受付を開始している。Ymobileもe-SIMの利用が可能になった。個人的にはこちらに興味がある。僕の持っているiPhone 11 Proは従来のSIMとe-SIMが同時に使えるデュアルSIM対応なので1台の端末で2つの番号を持てるようになるはず。確証はないけど。
試しにMacBookから申し込みを進めたらモバイル端末からでないと申し込みが出来ないと注意が出たので、iPhoneに持ち替えて申し込みを進めたら新規契約はできそうではある。たぶん新規登録だからメールアドレスで認証してくれるんだろう。これが乗り換えだったらかなり厄介かもしれない。
TwitterのTL検索をすると、LINEMOへの他社からの乗り換え時にはSMSが電話での認証が必要になる。端末1台しかない人は家族の電話番号を使うしかない。こういう時のためにソフトバンクショップがあるはずだが、受付がオンラインに限られるため助けてもらうことも出来ない。これはかなり混乱しそうだ。
最も混乱が起きそうなのは、最初に発表されて話題になったDocomoのahamoだろう。シンプルで料金も安価だけど、詳細がわかるにつれて、既存ユーザーが安易に乗り換えるのは待った方がいいと思うようになった。何が問題かというと今のサービスの大半が使え図、dカードGOLDのポイント還元率が1%に下がる。
iPhoneとApple Watchで電話番号をシェアできるワンナンバーサービスはahamoにすると使えなくなる。タブレットを自分のスマホの子回線として扱えるデータプラスサービスが使えないのは相当まずいと思う。月額1100円でタブレットでデータ通信が使える便利なサービスなのだが。これが解約になる。
データプラスの利用者がahamoにしたら自動解約になって、タブレットだけDocomoに残って単独契約になる。通常のギガプランになるので3000円〜7000円くらいかかる。これだとスマホの基本料金を下げても節約という点ではあまり意味がない。
この場合はタブレットの契約を解約して、ahamoのスマホからテザリングをすれば余計なお金はかからない。でもタブレットの使い勝手は悪くなる。テザリングだと接続するまでに少しだけラグがあるし。通信速度もスマホ経由なので少し遅くなる。
少しでも安く外でタブレットで通信したい人にはどちらでもいいんだろうけど。タブレットだけで通信できるメリットのために契約してる人にはahamoは選べない。
僕自身も次にiPadを買い替えたらセルラーモデルにしたいと考えているので、ahamoを選ぶことはできなくなった。それよりも4月から始まるギガホプレミアムの方が魅力的だ。たぶん大半のサービスがそのまま使えるだろうし、月間の通信量の上限は大幅に上がる。
つまり、そうなるように各プランが組み立てられてるんだろう。Docomoのサービス圏にいる人には恩恵があるが、ahamoはそれ以外の通信回線だけ安価で使いたい人に向けたプランだと言える。別ブランドで出してたら良かったんだろうけど、新料金プランにしちゃったからややこしいんだろうな。
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