この3ヶ月間は毎週末他県に行って仕事をしていた。仕事自体はハードではないし、報酬もいいから僕は週に3日から4日程度働くだけで暮らせていたことになる。ただし、疲労とストレスが蓄積しているのも感じる。鬱憤を晴らすために散財してしまうこともある。 日常生活に支障が出る前にこの仕事を離れる決意をした。ストレスの原因はいくつかあるが、一番は宿泊施設だろう。粗末な寝具で見知らぬ人たちと相部屋になる。寝起きするだけで気を遣うので寛げない。 若い頃、仕事以外のことに興味がなかった僕に親が言った「夜は自分の部屋で寛ぎたくないの?」という言葉が頭をよぎった瞬間にこの生活に終止符を打つことにした。

最近ようやく落ち着いた生活ができるようになった気がする。 10年くらい前までは仕事が全てという生活だった。だから部屋も整ってなかった。 物は少なくて不便だし落ち着かない。暇な時間は無闇に外を彷徨いていたっけ。 ちゃんとした暮らしをしようと決めて地元に戻ってきた。 最初はすごく嫌だったな。今はこの暮らしを続けたいと思うようになっている。 世間が狭いというのか、顔見知りの人できたというのは僕の人生ではけっこうレアだし。 この生活を捨てて別の土地に行くというのはきついかな。 一度前の生活を捨てたから、2度目は嫌だという気持ちになってるだけなのかもしれないけど。

3日間の出張から帰ってきてぐっすり寝て今朝はゆっくりと目覚めた。でも仕事先の人と火曜日の朝は自主学習みたいなことをすると約束してたのを思い出して、寝間着のままコーヒーを淹れて、ダイニングテーブルでMacBook Airを開いてCraftで文章入力を始めた。

ふと我に返って、休日になぜこんなことをしてるんだと考え始めた。仕事熱心というよりは職場の人に今のままで大丈夫ですか?と示唆されてやらねばという気分になったからだった。この人はよくそういうことを言ってくる。

仕事で必要なので勉強している。でもその仕事は自分で望んだものだったか? それより自分にはもっと別のものが必要ではないだろうか?

繁華街の食堂で炒飯を頼んで、お酒を飲まずに食べたらとても味が濃いことに気づいた。酒で麻痺した味覚に届くように濃い味付けにしてるんだな。僕がよく参考にしているリュウジのバズレシピは、酒とよく合うんだけど、それはそれで偏った味付けでもあるんだよね。

そろそろ寝ないといけないんだけど、ちょっと気分が高揚しててすぐ眠れないかもしれない。 ベッドに入ってNetflixでアニメでも観てるはずだったんだけど、気づいたらブラックフライデーの先行セールを熱心に見ていた。 ここ数年は物欲のようなものが湧いてこなくてセールなんて関心なかったのに。今年後半から沸々と買い物欲が出てき始めている。 といっても無駄遣いしたいわけではないので、まずは生活で使う品々をアップデートすることからしていこう。

仕事で毎週県外に出張してるんだけど。そこで会う人たちのノリが徳島県とはだいぶ違う。なんというか積極的に関わってくるというか。愛知県にいたときもそんな感じだったかな。 普段は意識してないけど。徳島県で仕事についているときは職場の人と互いに深くは関わり合いにならないようにしていた気がする。なんというか一定以上は踏み込まないというか。その無関心さは僕には心地よいものではあるんだけど。積極的にこちらと関わりたいという人に接するのも悪くはないなと思った。

徳島県ではと書いたが、自分の職場がそうだっただけかもしれないし。 他者に無関心というわけでもなく、一定の距離を踏み越えると急速に接近してくる人もいる。

最近は営業マンとしての自覚が芽生えつつある。質問型営業と営業台本作成を軸にやっていくつもり。台本作りは苦戦してたんだけど、Apple Booksのライブラリを見たらぴったりの本を過去に購入していた。たぶん1回以上は読んでるはずだけど、全く覚えてなかったな。読んでみたらまさに今の自分に必要な内容だった。ビジネス用の本は必要な時期に読む方が効果があるんだな。

昨晩はちょっとしたことで思いの外緊張して眠れませんでした。自分がストレスに弱いことを思い知りました。 今日はいつもより早く起きて出かけないといけないので大変です。

休みだったから1日家で過ごした。昨日まで出張だったから服を洗濯して荷物も片付けた。 昼間は明るい部屋でタブレットでコミックを読んで過ごした。 何かをしなければという急かされるような気持ちが湧いてこなかったわけではないけど。 それはほとんど無視できるようなものだった。 たぶんけっこう充実していると思う。

生活に余白があることは大事だと思う。 いま自分の部屋には使っていない家具が多い。ほとんどは10年前に買ったカリモク60だ。それまで家具にこだわる余裕がなかったので、生活に多少のゆとりが持てるようになった時にお金を貯めて少しずつ揃えていった。一つ買うごとに満足感はあったけど、結果として一人暮らしの住まいには不要な数になってしまった。 同じように洋服も着ていないものがたくさんある。

もうこの部屋にも僕の人生にもこれ以上ものは入らないという気がしている。ちょっと前まで新しく部屋を借りることもを真剣に考えていた。高松市にアパートを借りてそこと徳島の二拠点生活を送るとか想像すると心が躍った。 でも冷静になると金銭面や仕事の面で現実的ではなかったし。自分が求めているのは新しく物を置ける場所であればいいんじゃないかと思えてきた。それなら倉庫を借りたらいいだけだ。

もっと考えたら、その前に余分な物を処分するだけでもいいと気づいた。着なくなった洋服と使われていない家具とに囲まれて歳をとっていくのも嫌だった。 要らない物は適切な方法で処分して部屋の中に空きスペースを作っていくことにする。