物語として枝葉が多すぎる気はしたけど。主人公が生身のスタントにこだわることと、考え方を改めていくところが、ジャッキー・チェン自身と重なる部分なのかもしれないと思った。
カラーズ・オブ・エビル:レッド
被害者の少女がとにかく可哀想だった。彼女の身に起こったような出来事は、現実に起こっていると考えると恐ろしい。 親子の愛情が物語の鍵になっていて、逆にそれ以外は全て歪でまともな形になっていない。
告白-コンフェッション-(2024)
🍿 Kokuhaku -CONFESSION- (2024)
ヤン・イクチュンの役がほとんどホラー映画のモンスターだった。 たしか原作漫画は完結まで読んでなかったかな。 原作の連載当時は福本伸行の絵で読みたかったと思っていた。 雪山で遭難して死を覚悟して殺人の罪を告白した直後に助かってしまった男たち。 告白したことを後悔した男は聴いた相手を殺そうとする。 1人は足が動かず1人は目が見えない。 狭い山小屋で逃げ回る命のかかった鬼ごっこという設定。 小屋の中で1階と2階の上下移動もあり、ぐるぐると移動する間に罠を張って互いに殺し合う。 よくこんな設定を思いついたもんだけど。 ゲームっぽい部分が多いので、かわぐちかいじより福本伸行の絵の方が合ってたんじゃないかな。
フュリオサ:マッドマックスサーガ(2024)
🍿 Furiosa: A Mad Max Saga (2024)
フュリオサのディメンタスへの復讐に焦点を当てていて、復讐を果たし後は彼女のもう一つの悲願である故郷へと帰る決断をする。マッドマックスの前日譚として完璧だった。
『ブルービートル』吹替版を観ようと思ったんだけど。前に一度観てるし初見の『ビースト』にした。 ブルービートルは冒頭だけ観たけど、こっちはスーパーヒーロー映画一作目のお手本みたいな始まり方だったな。
母親の他界後に壊れかけている家族が、バカンスで行ったアフリカで凶暴なライオンに襲われて一致団結する話。 ティーンエイジャーの娘たちと、妻との死別前に別居していた父親との関係は微妙な距離感ではあるが。 一緒に妻の故郷のアフリカに行ったり、車の中では一緒に歌ったりと仲が良い。 でも長女は父親に対して恨みに似た感情も持っている。この辺が現実的だなと思った。
休日だからどこかに出かけたい。でもそろそろ体を休めないといけないから、今日だけは家で大人しくしていよう。読みたい本も溜まってきたしね。
🍿 The Dangerous Detective Is Back (2024)
僕が子供の頃に人気だったテレビシリーズだけど。実はちゃんと観たことがない。 映画版だけは以前劇場で観てから新作が公開されるたびに観に行っている。 タカとユージが2人とも70代になってるのに、これまでと何も変わらないノリで出てきて結末もいつも通り。 キャラクターが強いというのはこういうことかと思った。 時々差し込まれるテレビシリーズの映像は要らなかったかな。 これで最後のつもりでファンサービスなのかもしれないが。
SNSで書いている人がいたが。2 人の関係を若い女性から聞かれる場面で2人の返答が最高に素晴らしかった。 「2人はずっと独身なの?」と会話が始まってドキッとした。
📺 Garouden: The Way of the Lone Wolf (2024)
格闘技小説『餓狼伝』のスピンオフ作品。原作小説は作者のライフワークになってるのでたぶん完結しない。 格闘技は詳しくないけど、格闘シーンは実際の格闘家に動いてもらって作っているので、現代的な最新の格闘技術が反映されているんだろう。人間があんな動きができるんだと思うと、現実の格闘技にも興味が出てくる。 原作を読んでいないとわからない部分が結構あると思う。